いのち輝く未来社会のデザインをテーマに、未来社会の実験場をコンセプトに掲げた大阪・関西万博が開催される2025年は、SDGsの目標年である2030年の5年前であり、SDGs達成に向けた取り組みを加速させる絶好の機会といわれています。
SDGsの基本理念は、誰一人取り残さないことです。コロナ禍に苦しむ多くの府民に、この言葉を実感していただける政治が、今ほど求められているときはないと確信します。そして、持続可能な大阪の基礎を、開催まで1000日を切った万博開催までに築き上げるためには、国際金融都市の実現、次世代の府民を育てる教員が本来業務に集中できるよう様々な負担を軽減すること、第一次産業の生産コスト増への適応、府域の成長・発展につながるまちづくり、府民の安心安全の強化といった諸課題への対応に、今ただちに着手する必要があります。
本提言は、コロナ禍を打ち破り、さらに輝く大阪を実現すべく、取りまとめを行ったものです。大阪維新の会大阪府議会議員団所属の全議員の総意として、その実現を要望いたします。
令和4年8月4日
大阪府知事 吉村 洋文 様
大阪維新の会大阪府議会議員団
代 表 久谷 眞敬
幹事長 杉江 友介
政調会長 西田 薫
総務会長 橋本 和昌